月別アーカイブ: 2018年12月

お客様から頂いた、大きいもので直径が３尺程の「槇の木」は、１年３か月前に伐採し、その後日が当たらない風通しが良いところで静かに休んでいましたが、いよいよ製材所へ。
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夏になると窓や壁に這いつくばっている、灰色したトカゲみたいな小動物を良く見かけます。「ヤモリ」と言います。ヤモリは「家守」とも言われ、害虫等を食べる家にとっては無くてはならない生き物です。そのため、お客様用の和室の鴨居上の長押などの装飾に使われたりします。とても大切にされてきた生き物です。人にとっては決して害にはならないので、いじめないで下さいね❗
♯古民家、♯小動物、♯イモリ、♯家守、♯装飾、♯福田工務店

古民家では、電気の配線が碍子を使って配線しています。電線をそれぞれ一本づつ配線する独立した配線の方法です。電線は被服してあるので触れても感電することはないのですが、流石に古くなった電線は表面が脆くなっている場合があるので、注意が必要です。この配線方法は、味わい深い景色があるため、最近でも店舗などで利用されています。
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古民家の屋根は、茅葺きや和瓦葺きがほとんどです。茅葺きはトタン屋根に葺き変えたり、瓦葺きは土が乗っている場合は、桟瓦葺きに屋根替えをしています。土で葺いている場合の下地には、竹が使われていることが多く見られます。その場合には、雨漏りを防ぐために竹の上に杉皮を２～３重に敷き詰め土を載せ瓦を葺いていました。
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「古民家」とは、50年以上の在来工法を含む木造住宅です。昭和30年前後の頃までは、礎石造りの伝統構法の木造住宅が建てられていました。今回、相談受けた住まいは築60年の古民家でした。故両親から引き継いだものの子供たちは、県外で住まいを構え生活しているため、誰も住むことが出来ないとのことで、売買を検討しているそうでした。不動産にも相談しているけどなかなか難しそうでした。古民家再生協会の活動を紹介して、今後改めて検討することになりました。しっかりとサポートしていきたいと思います。
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古民家で良く見られる長い廊下や縁側の天井には、竿縁が多く取り入られていました。廊下などが長ければ材料を継がらなければなりません。竿縁を継ぐ場合は、「いすかつぎ」という継ぎ方が用いられます。しっかりと見なければ継ぎ手は分かりにくくなります。小さな継ぎ手ですが、それこそミクロの世界の技術が要求される職人技です。
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木造建築のプロとして多くのお客様に応えるためにも、建築設計事務所も業としていますが、建築士の必須となっている「定期講習」を３年に一度受講しなければなりません。丸１日の講習と修了考査が あります。勿論、考査に合格することが求められるのですが、長時間の講習は疲れます。半日が限界ですね。でも、スキルアップ出来たでしょうから良しとしましょう。✨
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木造の最大の特徴は、傷んだ部分だけを取り替えすることが出来ることです。小屋組だったり、柱だったりと、大工職人の巧みな技で百年、二百年と維持されてきたのです。これからもまだまだ受け継がれていくことでしょう。
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建築士事務所協会の研修会に参加してきました。基礎の特殊工法やコンクリート外壁の特殊仕上げ工法など、今後現場で取り入れてもらうための研修会でした。我々が主流としている古民家とは縁がないのですが、業界人とし知識の一つとして引き出しに入れておきます。
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以前、古民家のリフォームをしたお客様に「ジャパトラ」を毎月差し上げていたのですが、お礼の手紙を頂きました。心温まる手紙に感無量です。嬉しい限りですね❗
これからの励みになります。
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