オフィシャルブログ

月別アーカイブ: 2017年12月

この一年良い出会いをありがとうございました

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今年も残すところ二日となりました。年齢を重ねる度に一年の月日が速く感じられます。
この一年、多くの方とのご縁で素晴らしい日々を過ごすことができました。先ずもって感謝申し上げます。
福田工務店は、この良い出会いを大切にしながら、満足していただける住まい造りを提供して参ります。「未来の子供たちのために」出来るコトを、コツコツと前向きに活動して行きます。お客様を第一に、次世代へ引き継ぐ家づくり!技術と信頼!をモットーに、来年も宜しくお願い致します。

家族の想いが詰まった住まいを残すために

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古民家をお持ちの方で、今は住んでいないと言う方は多いかと思います。そんな方にとっていい提案をさせていただくことが出来るのが、私たち「一般社団法人全国古民家再生協会」です。自分たちでは活用方法がなく、相続も難しいので解体し更地として売買する方法がベスト❓
先祖から引き継いできた古民家を失うことに躊躇しているそのコトを、私たちが取り組むことで解決します。
先ずは、お近くの支部にご連絡下さい。日本の住まい造りのプロが古民家の鑑定をします。現状をしっかりと調査をしますので、持ち主の方にとっても安心の材料となります。
古民家を活用することで、多くの家族の想いが詰まった大切な住まいは残るのです。
福田工務店は、古民家を後世へ残すために、一般社団法人全国古民家再生協会に所属して活動しています。

新年1月号の「ジャパトラ」がしばらくすると

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古民家の情報誌「ジャパトラ」は、発刊されて7年目を迎えます。この6年間でいろいろと変革してきました。これからも末永くご愛読いただくために、全国各地に残る魅力溢れる伝統文化と、それらを受け継ぐために活動している方の紹介をしていくコトがジャパトラの使命としてあるという考えのもと、皆様のお手元にお届けされますので、これからも楽しみにしていてください。
新年1月号の表紙は、第6回古民家フォト甲子園の最優秀賞作品です。しばらくするとお近くの公共施設やお店に配布されますので、お待ち下さい。
「ジャパトラ」は、福田工務店にもありますので、お気軽にお問い合わせください。

一般的な和室の天井板は新建材ですが

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住まいのメンテナンスでよくある天井の張り替えです。和室や縁側の天井に使われている新建材の目透かし天井は、杉板と違って安価です。その為、多くの住まいで使われています。新建材なのでベニヤで作られていて、経年変化で色褪せたり表面が剥がれたりするので、張り替えが必要になってきます。杉板で張った天井はほとんどが張り替えの必要がありません。長い目でみたときには、やはり杉板が良いでしょうね。

公共工事での伝統耐震診断を設計する場合は有資格者でなければ

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公共工事での伝統耐震診断を実施した結果の報告書が届きました。早速、現地の施工業者に送りましたが、事前に監理している設計事務所へ報告したものの、そこにはやはり壁があります。着工してからの耐震診断だったので耐震改修計画から耐震改修までの予算や工期等の諸問題で、改修計画の提案をしているのですが、前に進んでいません。
やはり設計の段階から、事前に耐震診断・耐震改修計画・耐震改修までの一連の流れを予算化して取り組まなければ、施工してからではスムーズに進行しません。ガチガチの公共工事での伝統耐震診断による耐震改修は、古民家鑑定士の資格を持ちさらに伝統再築士の設計士でなければ対応は難しいようです。

我が家でもクリスマスイブ

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巷ではクリスマスイブで賑わいを見せています。

我が家でもクリスマスイブ

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巷ではクリスマスイブで賑わいを見せています。

鉄骨造でも外壁は要注意

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10数年前に建てられた鉄骨造にお住まいの方から「気になるところがあるので見てほしい」との依頼があり、訪ねました。外壁材は良いものを使っているものの、横ジョイントが経年変化で収縮してほとんどのジョイントで隙間が広がっていました。このままでは、雨漏りの原因となってしまいます。また、屋上のパラペットはコンクリート造だったため、コンクリートはクラックが多く発生していて、内部の鉄筋にまで影響して爆裂の原因にも成りかねません。
そこで、隙間とクラックのVカットコーキング処理の提案をさせていただきました。

古建具は職人の細かな気遣いを見ることが出来ます

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古建具の引き違い戸の縦と横の框の仕口は、一般的には、縦框が上下に伸びて横框が縦框に取り付く仕口となるのですが、この古建具は、横框の最下部が縦框の下に伸びています。敷居の溝を滑るときに、抵抗が少なくなるようにして、開け閉めをしやすくする工夫が施されています。また、敷居の溝の痛みを少なくするための工夫でもあるのです。当時の建具職人の細かな気遣いです。

古建具は職人の匠な技を見ることが出来ます

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古民家の建具は、今では造れる技術者がほとんどいないであろう精細な加工が施されています。
福田工務店でも、お客様から古建具に関しての修理などの依頼などもあります。
この欄間は、一寸厚の桐木を彫刻加工中抜きし、その中に障子引き分け戸としています。障子には細かい組手腰造りが施されていました。当時の職人の匠な技に脱帽です。