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カテゴリー別アーカイブ: 日記

住教育が終わろうとしています

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家を造る場合、純国産材である「桧」「杉」「松」が主に使われます。日本の気候に適した材料だからです。当たり前なコトです。
最近では、県産材を使うよう全国各地で推進されていますが、購入する場所によっては証明書だけが頼りとなっています。どうなのでしょう?
それは良いとして、現代の住宅事情では、構造材は強制乾燥材を使うことが当たり前のように主流となっていますが、施主にとっては損をしています。強制乾燥材を使うことで、家自体の耐用年数が極端に短くなるのです。強制乾燥材は「資材」でなく「死材」となっているため、長期的に維持できません。その事をしっかりと伝えるために、住教育が大切な学びの場のなります。今月は、住教育月間です。住宅を計画している方、メーカー任せにすることなく、専門的に勉強会を開催している学びの場に参加してみては如何でしょう。

https://ameblo.jp/ky-furukiyokiie/entry-12414228671.html

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墨付け手刻み加工での丸梁は

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墨付け手刻み加工で家造りをする場合、必ずと言って良いほど丸梁を使います。屋根を支える構造材としては最適な材料です。4m~5m,6mと使う場所によって様々な長さの丸梁は、上部の細い方ででも末口8寸程度以上の径の材料を使います。勿論、地松が適材ですが、手に入りにくいときは、他の材料(県産材)で代用することもあります。松以外は、粘りや曲がりの変形、また、強度的にも落ちるので配慮し吟味しなければなりません。
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古材の再利用

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古民家の想いを引き継ぐために、解体された古民家から取り出された古材を再利用するためには、新民家で使う場所に適合するか見極める必要があります。特に、角梁は寸法が適していなければ使えません。また、仕口が痛んでいれば仕口の再生を施さなければならないのですが、特に古材は経年変化で捻れが生じているので、特徴的な黒肌を残しながらの調整や加工が大変な作業となり、職人の腕の見せ所となります。
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自分自身への戒め

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人は、いろいろな出来事のなかで懸命に生きようとします。利益を得るため、社会のため、人のため、そして家族のため、人それぞれの思いのなかで生きています。時には、壁に阻まれぶち当たり身動きとれなくなったり、欲望のまま突き進んだり、立ち止まることなく、立ち止まれないまま進んだり、と、自分自身を見返す間もなく生活に追われていませんか。そんな時、自分を見ることも大切だと思います。この言葉は、自分への戒めとして大切にしています。
チョッとだけ立ち止まってみましょうよ❗
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古民家を引き継ぐコトに先祖の供養も

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古民家を引き継ぎ維持して行くというコトには、先祖を守り引き継ぐことと言っても過言ではありません。代々住み続け、家族の思いと共に継承していくコトの大切さがあります。先祖それぞれの供養もしていかなければならないのです。当たり前のコトでもあります。
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秋の味覚

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秋の味覚「柿」。昔は家々に必ずと言って良いほど植えられていました。甘い柿や渋い柿、いろいろです。でも、最近の住宅事情では改めて植えることがないようです。
甘い柿は秋に、渋い柿は干し柿にして冬に味わう、季節を感じる果物ですが、最近の若い世代や子供たちはあまり食べないようですね。季節感をあまり感じていないかも?
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職人が墨付けするというコト

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木造の住まい造りで大切なことは、しっかりとした造りでお客様へ提供するかだと思います。一世代が住めれば良いということで、工場生産のプレカットで安価な住宅を求める人が多いようですが、30年で住めなくなるということは、誰が解体の費用を負担するのですか?大金を注ぎ込んで作るからは、いつまでも維持できる造りの良い住まいを手に入れる方が、自身が住まなくなっても、誰かが手に入れて貰える良い造りの住まいを手に入れた方が良いじゃないですか。・・・地球環境にも良くて社会貢献できるのです。
そのためには、自然乾燥材を使い、大工職人の手よる墨付け手刻みの「ハンドプレカット」で建てることが、最適な住まい造りです。家造りは、職人が造るコトを基本として選択してほしいですね。
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床下の状況で被害が拡散

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シロアリには、地中から蟻道を作って土台や柱を食べながら被害を及ぼす「ヤマトシロアリ」と、シロアリ自身で水分を運びながらありとあらゆる所から被害を拡散する「家シロアリ」が居ますが一番質が悪く、この二種類が代表的なシロアリです。
床下に湿気を拡散させないように、床下の土壌にビニールを敷き詰めている場合がありますが、あまり良くありません。ビニール下の土壌が乾燥しないため、シロアリの環境を良くしているのです。床下の基本は、土壌を含め全てが乾燥していることが最良なのです。ヤマトシロアリは、ビニールの隙間を掻い潜って、ビニールの上でも蟻道を作り、空中を登るかのように巧みな蟻道で木材へと進んでいきます。
床下の状況次第では、シロアリにとってとても住みやすくもなるので、定期的なメンテナンスが必要です。
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壁クロスのシミは要注意です

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壁クロスのシミの原因は白蟻でした。雨漏りに縁がない壁のシミは、壁内部でシロアリが活動しているために起きる現象でもあるので要注意です。
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古民家から新民家へ

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古民家を解体することは家族の思いも無くなるということにも繋がります。思いが詰まった古民家の古材が新しい住まいに使われることで、いろいろな思いが残され引き継がれて行くのです。未来の古民家となるために。
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