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カテゴリー別アーカイブ: 日記

ジャパトラ新年号

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ジャパトラ新年号が入荷しました。年内には配布させていただきます。新しい年にピッタリのリニューアルされた「ジャパトラ」は、内容も充実しています。巻頭特集は「諏訪大社御柱祭」です。その他、興味深い記事が盛りだくさんです。お楽しみに❗
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新建材がどれ程の物なのか

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今、住宅で主流となっている新建材と言われる既製品の木建具。金物で建付け調整が出来るようになっているのですが、便利のようですがあまりお薦めはしたくないですね。いろいろ工夫して良いように感じるでしょうが、壊れやすくなっているのも事実です。普通の調整が出来ない蝶番で建付けしても、何十年も維持できるのに、見た目だけに惑わされ良いことは続きません。そもそも、調整しなければ建付け出来ないような作りにすることが間違いなのです。素人でも作れる家作りが蔓延しているからかもしれませんね。この家は築6年です。まだ、真新しい家ですが、2ヶ所もガタが来ていました。誰が施工したかは別として、考えられません。取り替えをすることにはなりましたが、取り替えてもいつまでも持ちこたえるかは、保証できません。
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古民家でエコ

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古民家は、100年~200年位経過している物が主流のようですが、使われている木材(古材)は、新しい木材よりも高強度なのです。木は伐採されてから100年~200年かけて強度が増し続け、その後800年かけて伐採された時と同じ強度に戻るのです。つまり、古民家の木材はとても良い材料なのです。解体され処分するのでなく、古民家の古材を利活用することは、地球環境に貢献することができ、エコにも繋がります。古民家(空き家)をお持ちの方、解体しようと考えている方、今一度ご検討してみてはいかがでしょう。
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ヨーロッパに見習うべき

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茅葺きの古民家は日本だけのものではありません。ヨーロッパでは古民家を大切にする文化が根付いているため、古い町並みが多く残されています。デンマークでは今でも茅葺きの古民家が継承されていて、地域で茅を育て結で葺き替えをしています。流石、ヨーロッパですね。日本も昔はそうだったのです。意識を戻さなければ古民家を残せませんね。ヨーロッパを見習うべきです。
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家造りの基本は

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家造りの基本は、太古の昔より地産地消で自然に乾燥した木材で造ることにありました。しかし、今では施主をはじめとして施工業者も利便性・コストパフォーマンス・知識不足で基本無視の家作りが主流なっています。全てではないにしろ、手間をかけるからこその良い家が提供出来ると思います。勿論、そこには良い棟梁が必要不可欠です。
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とても良い材料となりそうです

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「槇の木」を製材しました。巨大木材なので内部の状態が心配でしたが、完璧な槇の木でした。伐採されて1年以上経過しているのですが、しっかりと乾燥させるために暫くは静かに眠ってもらいます。素晴らしいテーブル材となりそうです。
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伐採された槇の木が

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お客様から頂いた、大きいもので直径が3尺程の「槇の木」は、1年3か月前に伐採し、その後日が当たらない風通しが良いところで静かに休んでいましたが、いよいよ製材所へ。
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イモリ=家守

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夏になると窓や壁に這いつくばっている、灰色したトカゲみたいな小動物を良く見かけます。「ヤモリ」と言います。ヤモリは「家守」とも言われ、害虫等を食べる家にとっては無くてはならない生き物です。そのため、お客様用の和室の鴨居上の長押などの装飾に使われたりします。とても大切にされてきた生き物です。人にとっては決して害にはならないので、いじめないで下さいね❗
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碍子配線

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古民家では、電気の配線が碍子を使って配線しています。電線をそれぞれ一本づつ配線する独立した配線の方法です。電線は被服してあるので触れても感電することはないのですが、流石に古くなった電線は表面が脆くなっている場合があるので、注意が必要です。この配線方法は、味わい深い景色があるため、最近でも店舗などで利用されています。
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古民家の屋根

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古民家の屋根は、茅葺きや和瓦葺きがほとんどです。茅葺きはトタン屋根に葺き変えたり、瓦葺きは土が乗っている場合は、桟瓦葺きに屋根替えをしています。土で葺いている場合の下地には、竹が使われていることが多く見られます。その場合には、雨漏りを防ぐために竹の上に杉皮を2~3重に敷き詰め土を載せ瓦を葺いていました。
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