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カテゴリー別アーカイブ: 日記

古民家情報誌「ジャパトラ」が大好評

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古民家再生協会の情報誌「ジャパトラ」2月号が日本全国各地に配布されています。
福田工務店も古民家再生協会に所属している関係で、長崎県内でも北は平戸市から、南は島原半島まで、行政機関や民間施設に配布しています。
新年1月号から表紙を初め 内容も充実しているためか、配布先の方から、1月号は配置後直ぐに無くなりました。と❗❇
多くの方が手にとっていただくためにも、いろいろな所に配布していきます。

古民家が古民家であるために

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古民家に住まいのお客様から、古民家は古くて基礎が無くて心配なので、新しく建て直したほうが良いよね❗・・・と。
現代の住宅会社だと、当たり前のように、そうですね古い家は心配ですよ。新築にしましょう。と、勧めてきます。
福田工務店では、先ずは古民家がどれ程のモノかをしっかりと分かりやすくお話をします。
本来、古民家は日本の伝統的建築物で千年の歴史の中で培ってきた技術で、日本の環境に適応した住まいです。勿論、地震に対してもその歴史の中で守り継がれてきた建物なのです。
戦後に作られた在来工法の建築基準法は、それまでの伝統的建築物を既存不適格建築物として無視し、あたかも在来工法が最適かのように推し進めてきた為、多くの日本人は、古民家が危ない建物のように勘違いをされるようになったからなのです。しかしながら、国も我々の活動に理解を示して頂き、古民家の素晴らしさを改めて分かっていただくことで、いろいろな施策をしていただけるようになってきました。
地震に対しても、古民家が古民家であるための耐震診断方法や耐震改修方法に、補助金を出して頂ける行政も、少しずつではありますが増えてきました。全国何処でも補助金を出して頂けるよう、もっともっと働きかけをしていかなければと思います。

どのような外壁材でもメンテナンスが必要

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福田工務店で施工している耐震改修で、外壁に耐力壁を造り外壁材を張って仕上げる工事で、化粧サイディングボードを張っています。防火性が高いため住宅街には最適な仕上げ材です。勿論、メンテナンスも大切なので、10年位経過すれば塗装の塗り替えが必要になります。板壁でもタイルの壁でもどんな外壁材でもメンテナンスは必要です。

古材は古財

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古民家解体から取り出された古材は、古財となり資材として新しい建物へと引き継がれていきます。古材の強度は新材よりも優れています。古材を使って住まい造りをすることは、未来へ引き継いで行ける家造りとなるのです。そんな優れた家造りを提案しているのが福田工務店です。

ヤモリは「家守」です

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ヤモリ」は、新しい住まいでは見かけることは無いのですが、数年経過すると何処からか来て居着くか定かではないのですが、一般的な家のリフォームや古民家ではよく見かける、夜になると外壁や窓の外にへばり着いていて、どことなく可愛い顔つきの灰色した小さな小動物です。「ヤモリ」は、家の害虫でもある白蟻や小さな昆虫を補食する家の守り神のような存在なのです。その為、昔から「家守」として、和室などの装飾(室礼)として長押等に飾ったりしていました。
福田工務店はリフォーム等で床や壁・天井等の撤去をした際に出て来たときは必ず安全な場所へ移してあげるようにしています。
大切な「家守」ですから❗

古民家を未来の子供たちへ❗

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福田工務店も参加している古民家再生協会が主催した会議が長崎の地で、国土交通省施策勉強会を開催することとなり、九州各地から志を同じにする仲間が集いました。次年度の活動にも活気が再燃する取り組みを学ぶ有意義な勉強会となり、また、その後の月例会と、新たな支部として、日本伝統再築士と全国古民家活用推進協会の各支部の設立総会も同時開催され、一つの大きな節目となり、これからの活動が楽しみとなる一日でした。

古民家を未来の子供たちへ伝えるため

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日本の伝統であり文化でもある「古民家」を未来の子供たちへ伝え残すために、国も我々の活動を理解していただき動きを見せています。
そんな国の施策を学ぶ勉強会が、明日、長崎市で開催され、九州では唯一の開催地となります。
【国土交通省施策勉強会】
日時:1月30日(火) 13時~
会場:長崎市民会館 第8会議室

福田工務店も古民家を残す活動に参加していますので、しっかりと勉強してきます。

大工棟梁を育成します

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日本の住まい造りで大切な存在が大工棟梁です。大工職人をまとめどのような住まいとするかの全てを左官職人にも伝え使って行くことで、棟梁の思いがつまった住まいとなります。今では、設計士の意向が全てとなるため、木造のコトはを知らないで作り上げる家作りが主流となっている短命の家となってしまっています。
大工棟梁は、木について知りつくした木造の家造りのプロフェッショナルなのです。設計士と二人三脚で家造りをしていくことが、お客様への安心・安全そして未来へ引き継いで行ける住まい造りを提供できるのです。
古民家再生協会では、家造りにはとても大切な大工棟梁をしっかりと育てるために、「平成の大工棟梁検定」を実施しています。
福田工務店でもこの取り組みに協賛しています。

国土交通省施策勉強会の開催

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歴史的建築物の活用促進に向けた建築基準に関する連絡会議で示された施策を学ぶ勉強会が、長崎市で開催されます。
【国土交通省施策 勉強会in長崎】
日時:平成30年1月30日(火) 13時~15時
場所:長崎市民会館 6階第8会議室
費用:無料
講師:井上 幸一氏
お問い合せ:一般社団法人古民家再生協会長崎
TEL:0956-63-3785(福田)まで

天井裏が大変なことに

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福田工務店で施工している屋根瓦の葺き替えの続きです。屋根下地の野地板を剥ぎ取ると、天井裏には無造作に置かれた段ボールや新聞紙が天井一面に山ほどありました。40数年の経験でも初めての光景で私を含めて他の職人もビックリです。断熱効果を上げるためにご主人が入れられたようでしたが⁉・・・・・
天井裏でも一つの部屋に入れるだけでも大変なのに、建物全体に入れてありました。別の意味で感心しました。