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カテゴリー別アーカイブ: 日記

古民家鑑定士を受講しませんか

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福田工務店では、子供たちのためにも日本の文化的価値がある古民家を残す活動に参加しています。
古民家鑑定士は古民家の現状を調査する古民家鑑定の実施者であり、解体するか再生するか判断に迷っているお客様に古民家の文化的価値、長期耐用可能な循環型建築物としての価値を説明し、古民家をできるだけ残せるように提案する責務があります。
古民家に使われる骨組み、木材は経年変化により強度を増す優れた資材であり、日本の気候風土にあった建築工法は省エネルギーで暮らすことができ、まだ長期間使用できる工法と間取りなどの考え方は地球環境の保全にも繋がっていく事を、消費者に伝えていく必要があります。そのためにも、多くの古民家鑑定士を育成していかなければなりません。毎月、講習と認定試験を開催していますので、都合が良い日を選んで受講することができます。誰でも挑戦することができますのでお気軽にお問い合わせください。

木材のAD材とKD材とは

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最近の住宅で使われている木材は、その多くがKD材(強制乾燥材)が使われています。強制乾燥材は、高温で燻製された木材と思っていただければ良いでしょう。乾燥させられた時点で木材の強度は成長が止まります。その後急速に強度が低下していくのですが、強制乾燥しているため、木材の性質でもある収縮が無くなります。その為、木材表面のひび割れもしなくなります。施工業者にとってはとてもありがたい木材なのです。ところが、木材の寿命は短命で木材の粘りが無くなっているため、良いことはありません。
それに反して、古民家でも使われ、昔から使われている自然乾燥材のことをAD材と言います。自然乾燥材は、伐採されてから100年~150年かけて木材の強度が増していきます。その後、800年~1000年かけて強度が低下していくのです。勿論、自然乾燥材は表面のひび割れもするでしょう。全く問題ありません。古民家が現代まで存続できている理由の一つでもあるのです。
強制乾燥材で新築するよりも、今、解体されている木材を使って建てるほうが、長く住むことが出来ると言っても過言ではありません。福田工務店では、自然乾燥材を使い大工職人による墨付け加工で家造りををします。安心してお任せください。
写真の左の木材は強制乾燥材(死材)です。右の木材は自然乾燥材(生材)です。一世一代の住まいは、生きた木材を使って建てたいですね。

未来の大工❔・・・

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旧事務所は家庭用の倉庫として利用しているのですが、孫たちの遊び場でもあります。いろいろな物があるため想像を掻き立てられるようです。未来の大工❔・・・。そんな思いにもさせられます。福田工務店としては楽しみです。

木造耐震改修が着々と進んでいます

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福田工務店では木造耐震改修をしています。外壁を撤去すると間柱がない土壁でした。役所の担当者と相談しながら施工しています。
土台も取り替え、柱と土台・桁との金物を取り付けます。耐力壁は間柱がない場合の方法で張ることにしました。施工方法は若干予定と違いますが、しっかりと耐震改修をしていきます。

木造耐震改修で苛立っています

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木造住宅の耐震改修において、一般的に補助金を使っての改修です。そのためには行政の検査が不可欠です。ただ、そこには行政の担当者で若干差があります。政令指定都市の建築課で問題ない事柄が町役場で通らないのです❗不思議です?知識不足の担当者がいる場合もあるので、そんなときには設計士も現場も大変です。
特に、今の現場は大変です。
設計書の変更や実際の工事での質問で悩まされます。本当に、ウザいくらいです。構造用合板を使って耐力壁や金物を使うのですが、法的には9㎜以上の合板や同等品以上の金物であれば良いのに、どれを使うか明記してください。と、言うのですが、実際の現場では明記した金物が使えず違った金物を使うと、図面と違うと言います。外壁を解体すると土壁に間柱がないので、土壁を壊さないように間柱を入れると言うと、大壁仕様の間柱を入れろと言います。土壁を撤去しなければ入れる事は出来ないので、それは出来ないと言うと、今度はその根拠はと言い返してきます。全く担当者が理解できません。何も分かっていないと言いようがありません。設計士と施工者に責任があるので、法律はしっかりと守るのは当然で下手なことは出来ないのは当然なことですが、その法を、担当者が独自に理解して行わせようとしていることに苛立ちを隠せません。

久しぶりの雪遊び

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車で10分ほどで地元でも高い山に行くと、別世界のように雪が降り積もっています。久しぶりに孫たちと雪遊びを満喫しました。なかなか出来ることではないので、楽しい日曜日となりました。

古民家再生支援議員連盟の先生方と共に

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古民家再生支援議員連盟の北村代議士の新年交歓会に参加させていただきました。連盟所属の古賀先生も同席していただいての盛大な交歓会でした。今年も、福田工務店は古民家を後世へ残す活動に積極的に参加したいと思います。

インフルエンザが流行中

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インフルエンザが流行中です。
私の地域では小学校や中学校で年末から流行していて、家庭でも大変です。
我が家では、小学生の孫の長男が年末にインフルエンザB型、次男は大丈夫だったのですが、今朝から父親が熱・節々の痛みを訴え病院へ。やはり、インフルエンザB型。今夜から孫たちは実家へ避難です。そういう私も風邪気味なのでちょっぴり心配です。いくら気を付けていても、かかるのかな?
今夜も、めっちゃ寒い

伝統工法の耐震診断と改修は在来工法と違う

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伝統工法で建てられた古民家の耐震診断は、現行法の木造耐震診断では正確には対応できません。礎石造りの古民家は、在来工法の住まいと違い、基礎と建物が固定されていない工法で、木構造自体が床下と鴨居上や桁・梁の大断面の木材を複雑な仕口や継ぎ手を使って繋いでいる免震的工法なのです。そのために、設計士が計算している方法では無理があるので、古民家再生協会が推進している伝統耐震診断でなければいけません。地震計を使って耐震診断をします。改修は、耐震パネル型面格子と免震ダンパーを使って耐震改修をするのです。勿論、フラット35も使えます。詳しくは、福田工務店までお問い合わせください。

本州最先端の地でうっすら雪化粧

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寒波到来か?
この冬いちばんの寒波が、本州最先端の長崎県地方にも到来したようです。平地での積雪はないものの、山間部では若干ではありますが雪化粧でした。久しぶりの雪景色の美しさに感動です。