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カテゴリー別アーカイブ: 日記

棟梁がいる家造りが重要なコトです

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伝統的構法の古民家の最大の特徴は、痛んだ部分だけを取り替えることができる事です。長い間保つことができた一つの要因です。そのためには、大工職人の技術が重要です。現代では職人が必要とされない工法で家作りが主流となっています。「匠」という言葉に消費者が騙されています。本来の匠と言われる職人はそんなに多く存在しません。注意が必要です。
木材を見極め適材適所に使うことができる。
木材の加工仕口を理解し使うことができる。
基本、墨付け手刻み加工で家造りが出来なければ職人とは言えません。棟梁がいる家造りが安心できる住まいと言えるのです。

コンクリート造の改修は大変です

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福田工務店でも時には、コンクリート造の改修もします。木造と違って施工が大変です。コンクリートの壁や軽鉄下地の天井だったり、その軽鉄下地の間隔が普通ではあり得ない間隔が広かったりと、下地調査からしなければならないのです。新築をした施工業者の手抜きもいいところです。

古民家で見られる床板の加工方法

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古民家でしか見ることがない床板の矧ぎ合わせの方法「雇い実矧ぎ」(やといざねはぎ)です。先般、福田工務店の先代が施工した古民家の縁側を改修した際に施工してありました。
床板の両端に決り(しゃくり)を入れ、床板と床板の二枚の間に雇い実(やといざね)で矧ぎ合わせる床板を加工した張り方です。

大工職人技ならではの仕事

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農家の納屋の下屋柱の取り替えをしました。丸桁が段違いに取り付けてあるため、作業は若干大変でしたが、うまく納まりました。丸桁と柱を組付けるためは、光り付けという作業をします。何度も取り外し調整をして組むため、時間がかかる作業となるのです。それに、一段下にもう一本の丸桁が組んであるため、若干大変な作業となったのです。福田工務店にはしっかりとした大工職人が家造りをしています。高度な職人技術を持った大工がいる職場です。

古民家フォト甲子園が開催されています

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第7回古民家フォト甲子園が開催されています。小学生は写生、中高生は写真を募集しています。詳しくは、ポスターをご覧下さい。
長崎県教育委員会からも後援していただいていますよ。

お客様が満足してもらえることが一番

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一般家庭で焼き肉などをするときは、換気が心配になります。台所換気扇だけでは上手く換気ができません。先般、お客様からの要望で食卓テーブルの上に換気扇を付けてほしいとのことでしたので、デザイン的にも見映えがする換気扇を付けることにしました。
天井仕上げを 変更することなく換気扇の開口だけで取り付けることは大変でしたが、お客様にとっては、思う存分焼き肉を楽しめると喜んでいただきました。満足してもらえることが一番ですね。

伝統的構法に特化した木造建築物状況調査技術者

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木造建築物状況調査技術者では伝統工法の建物は調査ができません。そのため、石場建ての伝統工法の建物を調査するために、伝統的構法による木造建築物状況調査技術者講習を受ける必要があります。伝統工法は現代住宅の在来工法とは全く違う工法なので、別途講習を受け試験に合格しなければ調査ができないのです。今後、各地域で定期的に講習が開催される予定ですので、しばらくお待ち下さい。
それに先だって、先行講習が福岡にて開催されました。

空き家の活用のため

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4月号の古民家情報誌「ジャパトラ」をご覧になりましたか?
日本が少子高齢化社会となっていること、人口減少の一途を辿ることを多くの方は理解しているでしょうが、住宅は増え続けています。このままでは2033年には3戸に一戸が空き家と予想されるということです。
空き家の中でも、解体を余儀なくされるものから、まだまだしっかりとした建物としては活用できるものまでいろいろです。特に、古民家に関しては現代住宅と違って高度な技術としっかりとした資材で造られているため、未来へ残されるべき建物が多く存在しています。在来住宅よりも優れている古民家を残し活用するために、専門家(古民家鑑定士)と共に考えていく必要があります。日本の文化的価値がある古民家を、今一度見直しては如何でしょう。古民家空き家をお持ちの方、お近くの古民家再生協会へお気軽にご相談してみてください。

日本独自の住まい造りは良いコトに繋がります

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丸桁と丸柱で造られた下屋は、玄関や縁側・和室の屋根として、時には洗濯物を干す場所としてとても便利な空間です。その下屋に使われている丸桁に丸柱を取り付ける加工をするときの工法が「光付け」という作業をします。とても時間を要する職人技なのです。福田工務店では、日本の独自の住まい造りを推奨しています。良いモノは良いコトに繋がります。

ハナミズキが満開となっています

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桜が散り新緑の季節になりました。そんな中、福田工務店前のハナミズキが満開となりました。
小学生が行き交う歩道に面しているので、新入生を祝うかのように咲き誇っています。