木造住宅の耐震改修において、一般的に補助金を使っての改修です。そのためには行政の検査が不可欠です。ただ、そこには行政の担当者で若干差があります。政令指定都市の建築課で問題ない事柄が町役場で通らないのです❗不思議です?知識不足の担当者がいる場合もあるので、そんなときには設計士も現場も大変です。
特に、今の現場は大変です。
設計書の変更や実際の工事での質問で悩まされます。本当に、ウザいくらいです。構造用合板を使って耐力壁や金物を使うのですが、法的には9㎜以上の合板や同等品以上の金物であれば良いのに、どれを使うか明記してください。と、言うのですが、実際の現場では明記した金物が使えず違った金物を使うと、図面と違うと言います。外壁を解体すると土壁に間柱がないので、土壁を壊さないように間柱を入れると言うと、大壁仕様の間柱を入れろと言います。土壁を撤去しなければ入れる事は出来ないので、それは出来ないと言うと、今度はその根拠はと言い返してきます。全く担当者が理解できません。何も分かっていないと言いようがありません。設計士と施工者に責任があるので、法律はしっかりと守るのは当然で下手なことは出来ないのは当然なことですが、その法を、担当者が独自に理解して行わせようとしていることに苛立ちを隠せません。