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公共工事での伝統耐震診断を設計する場合は有資格者でなければ

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公共工事での伝統耐震診断を実施した結果の報告書が届きました。早速、現地の施工業者に送りましたが、事前に監理している設計事務所へ報告したものの、そこにはやはり壁があります。着工してからの耐震診断だったので耐震改修計画から耐震改修までの予算や工期等の諸問題で、改修計画の提案をしているのですが、前に進んでいません。
やはり設計の段階から、事前に耐震診断・耐震改修計画・耐震改修までの一連の流れを予算化して取り組まなければ、施工してからではスムーズに進行しません。ガチガチの公共工事での伝統耐震診断による耐震改修は、古民家鑑定士の資格を持ちさらに伝統再築士の設計士でなければ対応は難しいようです。