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確かな継承「木六竹八塀十郎」

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土壁は、竹を縦横に組んだ「竹小舞」に粘土質の土に藁すさを練り込んで、藁が発酵するまでしばらく放置した後に竹小舞に塗ります。その場合、片側に塗ったあとはしばらく乾燥させてから、裏返し(もう一方の片壁)を塗って土壁の終了となります。
竹小舞に使う竹は、真竹や淡竹を使いますが、竹の伐採時期を間違えると、虫がついて竹を食べてしまいますので、土壁の耐久性が無くなるので要注意です。竹は、10月以降が最適な切り時期です。昔から伝えられてきた「木六竹八塀十郎(きろくたけはちへいじゅうろう)」という言葉で分かるかと思います。旧暦で言い伝えられた日本の職人の継承された確かなコトなのです。
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